働き方改革「時間管理から自己リーダーシップへ」研修Ⅰ、Ⅱ

「働き方改革」の今こそ、時間管理のマトリックスでの第2領域を見直してほしい!

 今回ご提案する研修は、研修Ⅰ、研修Ⅱ、ⅠとⅡの間に同行研修を構成しています。
研修Ⅰでは、ワーク1~5を通して、第二領域の活動を自分から働きかけることで実行できるようにすること、研修Ⅱでは、ワーク1~2を通して、チームとしての相乗効果を高めることを狙いとしています。また同行研修を踏まえ実施します。

対象者

  • 時間割の作成を学びたいと思っている担当者
  • 多忙な日々に追われて、時間管理が上手にできない担当者
  • 時間管理のマトリックスを学びたいと思っている担当者
  • 新しい自分をつくり、一歩抜きんでたいと考えている担当者
  • 「働き方改革」の一環で個々の主体性をチームで発揮したいと考えているリーダー

内容

■働き方改革「時間管理から自己リーダーシップへ」研修Ⅰ:120分

【オリエンテーション】5分

【ワーク1】時計と羅針盤:10分
 あるRAの感想です。
 私は忙しさで、始終てんてこまい状態です。見積作成に打合せに、会議に、電話に、相談・報告にと一日中社内外を駆け回っています。ぎりぎりまで自分を多忙の中に追い込み、夜くたくたになってベッドに潜り込みます。そして翌朝、また同じことをするために目を覚ますのです。私は相当な仕事の量をこなしています。本当に多くのことをしているのです。ただ、「それがどうしたというのだ。自分にとって本当に大切なことをしているのか」という声が聞こえてくることがあるのです。正直なところを言えば、私にもわかりません。
 さて、皆さんはどのように感じますか?
 ・もしアドバイスするなら、なんと言葉をかけるでしょうか?
【発表】チーム内でシェア後、主なアドバイスを発表
【レクチャー❶】5分

【ワーク2】時間管理のマトリックス❶:15分
 さて、質問です。
・仮に常日頃からその活動を実行しているとして、あなたの「私生活の質を向上させるもの」が一つあるとすれば、それは何ですか?
・仮に常日頃からその活動を実行しているとして、あなたの「仕事の業績または結果を著しく向上させるもの」があるとすれば、それは何ですか?
 さらに質問です。
・もしもそれが分かっているのなら、どうしてあなたは今それをしないのですか?
【発表】チーム内でシェア後、主な回答を発表
【レクチャー❷】5分

【ワーク3】時間管理のマトリックス❷:15分
一週間の活動(実績)を4つの領域に整理してください。
【発表】チーム内でシェア後、整理した結果の主な感想を発表
【レクチャー❸】5分

【ワーク4】第二領域の時間管理:30分
これから一週間の「週間予定表」を次のステップを踏まえ作成してください。
「週間予定表」は下記のステップを進める上でオリジナルな「時間割」を準備します。
第1ステップ:ビジョンとミッションを結びつける
第2ステップ:自分の役割を確認する(心を養う就業時間を決定する)
第3ステップ:それぞれの役割に対して第二領域の目標を選ぶ(ワークライフバランスを考え、反映させる)
第4ステップ:「週ごとの意思決定」(影響の輪に集中する、タイムバジェットを考える)
第5ステップ:誠実に行動する(今この瞬間を大切にする意義)
第6ステップ:時間の使い方と活動を、週ごとに評価する(PDCAを回す)
【レクチャー❹】5分

【ワーク5】今日の振り返り:15分
第二領域の時間管理について、チーム内で話し合い感じたこと、これから実行することをシェアして発表する
【まとめ】質疑応答・アンケート:10分

■働き方改革「時間管理から自己リーダーシップへ」同行研修:1~2週間

研修Ⅰで学んだものが、現場でどのように活かされているのか定着度合いを確認し、リーダーにフィードバックする。また次回の研修Ⅱの準備に入る。1チーム一人以上を対象とした同行研修。

■働き方改革「時間管理から自己リーダーシップへ」研修Ⅱ:60分

【オリエンテーション】5分

【ワーク1】振り返り:10分
前回の研修後、個々に何が変わったのか?
【発表】チーム内でシェアして発表
【レクチャー❶】5分

【ワーク2】チームで相乗効果を発揮する:30分
チーム内で「WIN-WINの実行協定」をつくる
第1ステップ:望む結果は何か
第2ステップ:結果を出すためのガイドライン(指針)は何か?
第3ステップ:使える資源は何か?
第4ステップ:責任に対する報告は?
第5ステップ:履行・不履行の結果は?
【発表】実行協定をチームごとに発表
【質疑応答】10分
【まとめ】アンケート

効果

  • 時間管理の大切さを学び自己リーダーシップを発揮して、仕事にPDCAを回すことができる
  • 時間割を活用し、第2領域の仕事に時間を再配分して成果を上げることができる
  • 個々の自己リーダーシップをもとにチームとしての成果を上げることができる


尚、今回の研修を企画するにあたり下記の書籍等を参考にしています。
・「7つの習慣」「最優先事項」スティ-ブン・R・コヴィ著
・「生産性」伊賀泰代著
・「なぜ、お金持ちになっても幸せになれないのか」川西茂著
・「レバレッジ時間術」本田直之著
・「PDCAノート」岡村拓朗著